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奥秩父 甲武信ヶ岳
コースタイム
15日 晴れ
毛木平(7:13)~十文字小屋(9:20~9:35)~大山(10:20~10:32)~三宝山(13:23~13:35)~甲武信岳(14:38~14:55)~甲武信小屋(15:13)テント泊16日 晴れ
テンバ(6:50)~甲武信岳(7:10~7:15)~分岐(7:40~7:47)~千曲川源流遊歩道~毛木平(11:23)
体力トレーニングを兼ねて、テントを担いで甲武信ヶ岳に登った。以前、釜の沢を登り、戸渡尾根を下山したことはあるが、今回は、毛木平から十文字峠、三宝山を経て甲武信ヶ岳に至り、千曲川源流遊歩道を下山コースにした。
毛木平は整備された駐車場で、既に30台程の車が止まっていた。新緑の中を歩き始める。途中に水場もあり、冷たい水で喉を潤す。十文字峠辺りは、シャクナゲのトンネルとなっていた。まだ蕾だが6月頃は見頃だろう。
大山の登りには一箇所鎖場があった。山頂は展望が好く、気持ちのよい所だ。登山地図に「梯子あり」とあったが、気が着かず通過。武信白岩山は落石の危険があるので基部を巻いた。岩峰には立ち入り禁止のロープが張られていた。
途中に尻岩という、面白い岩があった。もう、雪は無いのかと思っていたら、標高2400m弱くらいだろうか、三宝山の登りで雪が出て来た。膝上までの踏み抜きは体力を消滅させる。
三宝山の山頂は展望が無かった。少し先に三宝石という岩峰があるのだが、そちらへのトレースは無かった。樹林の中の残雪は、甲武信ヶ岳の山頂辺りまであった。山頂では、ゆっくりと景色を見ながら休憩する。富士山も綺麗に見えていた。
甲武信小屋の回りに少し雪はあったが、テントを張るところは土が出ていた。早速テントを設営して寛ぐ。我々のテントを含め、夕方までにテントは4張りとなった。夜は月明かりでヘッドランプが要らないくらい明るかった。
次の日、源流コースはコースタイムは短いが、千曲川・信濃川水源地標辺りまでは雪があるとの情報を得たので、早めに出発する。
朝は雪が締まっていて踏み抜きも無い。水源地標は大きくて立派なものだった。千曲川や信濃川の大きな流れも、この小さな流れから始まると思うと感慨深い。
源流コースは遊歩道とあるように、整備された登山道だった。緩やか過ぎて高度をなかなか下げないが、樹木を観察したり、花の写真を撮ったりしながら、のんびりと下山する。

十文字峠

シャクナゲの蕾

大山山頂

大きい三宝山

尻岩!

甲武信ヶ岳山頂

源流コース

ナメ滝です

もう直ぐ駐車場
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